昭和二十六年五月二十日 『教えの光』(霊および霊界)(7)

御伺い 心霊学者、修養団体(報恩会、奉誠会、霊友会)などの指導者の霊視能力は憑霊のためでしょうか。

御垂示 すべて霊視能力は憑霊のためで、そのほとんどは狐霊である。狐が憑ると霊が見えたり声が聞こえるのである。精神病者は右の能力が顕著である。故に普通人がそうなることは危険である。しかし特殊の場合一時的見える場合は差し支えない。始終見えるのはよくない。精神病者がよく空間をみつめているが、これは医学では幻覚といい、聴こえるのを幻聴という。正守護神が視せる場合があり、その際狐を使うこともある。

「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p325」 昭和26年05月20日