昭和二十六年五月二十日 『教えの光』(宗教、科学、哲学、芸術)(30)

御伺い 断食の功罪。

御垂示 これは一種のバラモンの行であるが、人間は普通人三度で、職業によっては四度も五度も食するようにできているのである。断食は間違っている。そのためその間は生産に影響するから、それだけ怠けの罪を犯すことになる。故に断食は一時はよくても罪を着ることになる。

「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p307」 昭和26年05月20日