昭和二十六年五月二十日 『教えの光』(宗教、科学、哲学、芸術)(26)

御伺い 神様の鳥居はなんの役目ですか。また賽の河原とはいかなるものでしょうか。

御垂示 これは鳥が止まったので鳥居ということになったもので、その鳥は鶏になっているが実は烏のようである。たいした意味のあるものではないと思う。これは神社の簡略な門になっている。神々しい感じを起さすものである。

 賽の河原は仏界にあって子供の地獄で、子供が石を積むとくずされ積んではくずされるといわれている。

「『教えの光』、19510520、岡田茂吉全集講話篇第五巻p305」 昭和26年05月20日