天文、地文、易学、人事などの問題虹について
御伺い 虹が七色になり丸くなって出るのはどういうわけでしょうか。
御垂示 虹が七色になるのは学説のごとく、太陽の光線が分光されたもので、七色の色彩を塗った円板を回転さすと白く見えるが、それと逆の理によるのである。空中の水の粒子すなわち水蒸気の濃度が感受性の鋭いため、プリズムの作用をして分光するわけで、これも神様が造った一つの天然の美である。丸くなるのは太陽でも月でもそうであるが、すべて物質は円状であるのが原則である。
神霊と人間霊も移動するとき丸くなって行くのである。
私の腹の中にも丸い光の玉がある。その光が御守りを通じて働くのである。
「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p308」 昭和26年05月20日