昭和二十六年五月一日 『御垂示録』六号(4)

  --『地上天国』に三次元の始まりが出ておりましたが、二次元の始まりが一九三一年とお教えいただいておりますが、それに五〇年の開きがありますが、どういうわけでございましょうか。

 明治一四年が一八八一年になるんです。一番目は経です。二番は緯で、三度目は本当なんです。火水土。三つというのは完成の数字なんです。日月地。天地人。王と言うのは三つを貫いて、完全の姿です。それで、神幽現。昭和六年六月一五日が神界の黎明。昭和一六年六月一五日が幽界の黎明。二六年六月一五日が現界の黎明になる。それで五六七です。

  --霊界の構成の第一天国は、お書きのときはできていなかったのでございましょうか。

 そうです。

  --そのときの国常立尊のお働きについてお伺い申し上げます。

 審判の働きなんです。完成すれば、国常立尊は働きが違っちゃう。完成の働きは五六七と言うのですね。

「『御垂示録』六号、岡田茂吉全集講話篇第四巻p」 昭和26年05月01日