昭和二十六年四月二十五日 地天23 「教えの光」(7)

--畑の裏作において、自然農法では、草とか藁を入れて腐らして、土地を肥やそうとしますが、そうすれば結局、ミミズとかモグラが荒らしまわって減収をきたします。どうしたら、モグラなど、害虫を駆逐できましょうか、お伺いいたします。

 あなたは私の自然農法の読み方が足りない。草や藁に肥料分は決してない。ただ畑の土を固めないためと、水田の土を温めるという意味である。肥料は土だけにあることを知らねばならない。モグラやミミズが荒らすのは、土が汚れており、土の霊が曇っているのであるから、あなたの認識を変えてよく浄霊をし、神様にお願いすれば、そういう心配はなくなるのである。

「『地上天国』二十三号、岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年04月25日