昭和二十六年四月二十五日 地天23 「教えの光」(5)

--冷水の出る土地で、自然農法を行なったところ、二年目に一割五分ほどの減収でした。人々は藁を入れたからだと言います。この対策について御教示をお願いいたします。他の有肥田と比較しても減収なのです。

 これは勿論水の冷たいためもあるが、土にも種にも、肥毒が残っているからである。それから注意すべきは、藁はできるだけ細く切ること、水は日光で温めるように、溝をできるだけ長くすること、右実行すれば、年々増収となること確実である。

「『地上天国』二十三号、岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年04月25日