昭和二十六年四月二十五日 地天23 「教えの光」(11)

--火葬の骨に五色の斑点ができますと、山形の地方ではこれを「花舎利」と称し、伝説によれば、その霊は天国にゆき再生せず、生前は徳望のあった方だと言っております。

 現在私も見ましたが、この霊は六歳で帰幽いたし、その母親は教修をいただいておるものであります。これは迷信でございましょうか。

 右お伺い申し上げます。

 これは迷信である。花の模様は一種の薬毒が骨に染みているためであろう。また天国へ往って再生しないというのもおかしい。なぜなれば、人間は必ず再生するものであるからである。

「『地上天国』二十三号、昭和二十六年四月二十五日、19510425、岡田茂吉全集講話篇第五巻p」 昭和26年04月25日