昭和二十六年二月二十五日 地天21 「教えの光」(9)

--死後霊界においては正霊、副霊の関係はいかようになっているものでございましょうか。お伺いいたします。

 ふつうは副霊が先に離れ、しばらくして正霊が離れるものであるが、ただ困るのは副霊で執着の強いのは、霊界に往ってもなかなか離れない。永い間憑いていて、怨恨を晴らそうとしたり、悪の行為をする。そこで間違いないよう正守護神も守護しているが、副霊の強いやつになると、正守護神の負ける場合も往々あるので、それが子孫の種々の災いとなるのである。

 これを解決するには、本教の信仰による力よりほかにはないのである。

「『地上天国』二十一号、岡田茂吉全集講話篇第五巻p」 昭和26年02月25日