昭和二十六年二月二十五日 地天21 「教えの光」(14)

--私の養祖母(I)は本年七三歳ですが四〇歳のころ夫を亡くして嫁ぎ先のS家を後にし、ただいまのO家に後入してO姓を名乗っているのですが、O家の主人も二二年幽冥に帰し、先妻と同じ墓に納まっています。この場合、養祖母が他界したとき、いずれの墓に納めるべきでしょうか。本人は仏になったらS家に帰りたいと申しております。S家はIの長男が後継ぎしていますが、腹異いの姉が「私が生きている間は、義母が仏になってもS家に帰らせることはできない」と申しており、当然問題になると思いますが、いかがしたらよろしいでしょうか。

 こういう場合、すべて本人の意志を尊重して、その通りやればいいのである。

「『地上天国』二十一号、岡田茂吉全集講話篇第五巻p」 昭和26年02月25日