--昭和二三年五月入信、現在四七歳ですが、子供がないため、他から出生後間もない女子をもらいましたところ、一〇カ月にて一週間後病にて死亡、次に男の子供をもらい、出生後二年にてジフテリアにて死亡、三度目にも男の子をもらい、四年目腸炎にて二七時間にて死亡、四度目は親なし子を育てましたが、盜癖がありましたので里方に帰し、五度目は一九歳の娘をもらい、優しい良い子でしたが、私が入信と同時に自分から里方に帰り、現在は五七歳の良人と二人暮らしですが、主人が子供がなくては家が絶えると心配いたすのですが、私は子供にはこりごりいたしております。子供のないため家庭も淋しく、主人も他に女性を作っております。私は後妻ですが、先妻は色情関係にて自殺いたしております。このうえはただ神の道へと、大光明如来様を奉斎し、信仰を続けておりますが、今後子供をもらっても不幸は続きましょうか、また子供の死はいかなる原因でしょうか、お伺いいたします。
これは『信仰雑話』の「夫婦の道」の項を読めば詳しく書いてある。
「『地上天国』二十号、岡田茂吉全集講話篇第五巻p」 昭和26年01月25日