――去る一二月八日付『毎日新聞』朝刊紙上に「宇宙線が異常増加(太陽電波と関連?)」の見出しのものに「名大理学部では科学研究所と協力去る九月以来、乗鞍の宇宙線観測所で約一カ年間宇宙線の観測を行なっていたが東京天文台の「九月二〇日午後零時六分太陽電波の爆発的増加が認められた」との報告により観測記録を整理した結果、同一二分ごろから宇宙線が異常増加していることを発見した云々」という記事がございましたが、左の事柄につき御教え賜りたくお願い申し上げます。以下四問
(一)宇宙線が異常増加するということはあり得るものでございましょうか。もしあるとすれば、霊的にいかなる意味がございましょうか。
(二)太陽電波と宇宙線は霊的および体的にどんな関係がございましょうか。
(三)宇宙線の異常増加は宇宙間および地上の動植物にも大きな影響がございましょうか。
(四)太陽電波の増加と火素の増量ということとは、なにか関係がございましょうか。
右四問を総括して教えるが、私が言う昼の世界になるに従って、火素が増えるということは、太陽の威力が漸次増すのであるから、今後もあらゆる物象に表われるのである。まだいろいろな異変があり、いずれは学者が面食らって、なにがなんだか分からないことが出てくるのである。
「『地上天国』二十号、岡田茂吉全集講話篇第五巻p373」 昭和26年01月25日