昭和二十五年十二月二十五日 地天19 「神智の光」(14)

〔 質問者 〕九月一三日ごろから約一カ月に亘り、妻が産褥の大浄化をいたし苦しみましたが、「妻の実家の祖霊の供養をすれば良い」との御教示を実行いたしましたところ、たちまち快方に向かい、最後の日のお祭りがすむと◎のように良くなりました。これを機会にいままでこの教えの良いことを充分識っていながら、世評を気にして入信しなかった実家の人々を入信させたいと思いますが、まだ時機が早いでしょうか。またこのような状態にある親戚がたくさんあるのですが、今後このように親戚の諸霊に頼られた場合、一々祀ってやるべきでしょうか。また霊界と現界の救いの順序をいかにしたらよいか御教示願います。

 親戚知人へ対してできるだけ、御神書や、新聞雑誌を読ませるようにし、時節を待てば、必ず次々救われるものである。と言うのは救われた霊が、霊界で働くのは勿論、救われた霊を親戚の祖霊は知って、早く自分は救われたいと子孫に働きかけるから、どうしても入信することとなる。これが根本で、本教の発展するのもそういうわけである。

「『地上天国』十九号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年12月25日