〔 質問者 〕(一)本年に入ってインドに二度目の大地震が起りましたが、かの地は仏教の発祥地でもありなにか霊的に意味があるのではないでしょうか。
(二)昔から頭の禿げた人間に悪人はないと言い伝えられていますがその理由について具体的な御説明をお願いします。
(三)九州から毎月御面会に上京した際その前日あるいは当日必ず雨に見舞われるのです。これは霊的に意味があるのでしょうか。
(一)別段霊的に意味はないが、強いて言えば、神様があまり大きな地震だと、人口緻密の所では被害が大きいから、ああいう人間のいない所を選ばれたものと察せられる。
(二)そんなことはない、これは迷信である。
(三)こういう人はよくあるが、これは守護神が龍神であってその人を守護するために働く場合、水気がないと思うように働けないから雨を降らすのである。
「『地上天国』十八号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年11月25日