〔 質問者 〕昔から「神は愛なり」と言いますが、われわれが日常生活において感じる愛に、親子、兄弟の愛から、友人愛、隣人愛、あるいは異性を対象とする愛、自然界の些細な事象にまで及ぼす愛など種々あると思いますが、人間の愛には限りがあり、一つの愛を尊重しすぎると他の愛をうとんじ、あるいは反対の結果にまでなることがあります。また二つの愛の板ばさみになって苦しむこともありますが、神の愛はこれらのものに対し、いかがなものでございましょうか、また人間の愛の正しい在り方について御教示ください。
このことに関しては、本教刊行物の随所に詳しく出ているから、それを読めばよく判るはずである。
「『地上天国』十八号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年11月25日