〔 質問者 〕戦時中、強制疎開により、家を取りこわしました際井戸を埋めましたが、その後同じ場所に家を建てましたところ、便所がちょうどその井戸を埋めました上に位置するようになりました。入信後、いろいろと気になりますので、正しく処理いたしたく存じますが、いかがいたしましたらよろしゅうございましょうか。御教えを賜わりたくお願い申し上げます。井戸は埋めるとき、神官のお祓いをいたしました。
これは井戸を埋めるとき、龍神が離れてしまえば差し支えないが、中には執着のあるのもあるが、もしそうとすればなにか災いで知らせるから、そのとき、庭でも空地でも井戸の代用として甕をいけるか、小さい池のようなものを作ればよろしい。そうして龍神の移動鎮祭すればいい。
「『地上天国』十八号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年11月25日