〔 質問者 〕私どもは、昨年九月以来、生活のため喫茶店を経営いたしましたが、開店と同時にあまり丈夫でなかった主人が寝ついてしまい、一一月入院しましてから八カ月間、病状は悪化するばかりで、医者にも頼りきれなくなっておりましたところ、運良くこのお道を知り、退院しましてからは、しだいに回復に向かっております。
ところが今度家を増築いたしますとき、水道を引くまで使用しておりました井戸の上に食堂を作りまして、冬になると、鍋物料理の部屋に改造することになっております。申し遅れましたが、その井戸は、先生方の御指導もあって、水神様の供養もしていただいており、それ以来店のほうもうまく行っております。家族の者はこのようなことを話しましてもわかっていただけませんし、それと言って、井戸をそのように取り扱うと、せっかく良くなってまいりました主人が、また悪くなるような気がしてなりません。いかが取り計らえばよろしいでしょうか、お伺いいたします。
それは井戸の代わりとして庭か空地の隅の清い所へ、甕をいけるか、小さな池を作って移転のお祭りをすればいい。
「『地上天国』十八号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年11月25日