昭和二十五年十月十五日 地天17 「叡智の光」 (13)

〔 質問者 〕最近精神病で死亡いたしました六〇歳の男の信者の死体の腰の部分の脊髄の両側にそって、箸で突いた跡のような穴が一〇カ所くらい穿いておりました。俗に動物霊のぬけた穴だと申しておりますが、これはいかなるものでございましょうか。動物霊は肛門や足以外からこのような穴をあけて離脱することもあるのでございましょうか、お伺い申し上げます。

 この穴は、霊の抜けた穴ではない。たぶん灸の跡ではないかと思うが、死ぬまでの療法や薬剤のことを聞かなければ解らない。

「『地上天国』十七号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年10月15日