昭和二十五年十月十五日 地天17 「叡智の光」 (12)

〔 質問者 〕昭和二二年八月入信させていただきましたT・S(二七歳)と申す信者昨年一一月より結核の御浄化をいただき、毎日御浄霊をいただいております。御浄霊をいただきますと楽になり、痰もたくさん出ます。特に腹膜からたくさん出ます。本人は心から感謝いたしておりますが、一進一退で、しだいに衰弱し、現在では身体全部、特に足部に浮腫が出ております。またときどき頭がボーッとしてぬけたようになります。父親は一五年前結核で亡くなり、主人の母親も九年前やはり結核と腹膜で亡くなっております。御神体はまだお祀りしてございません。御屏風観音様は本年一月お祀りさせていただきました。主人も親戚の者も、姉一人を除きまして、全部お道がわからず反対でございます。今後いかなる方針で進ませていただきますればよろしゅうございましょうか。

 これは、反対者の生霊が邪魔しているのだから、請け合うことはできない。原因は頭脳を第一とし、首筋、肩に毒素があるから、その部を浄霊すればよい。

「『地上天国』十七号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年10月15日