昭和二十五年八月十五日 地天16 「妙智之光」 (5)

〔 質問者 〕霊子と原子について、

イ 原子記号で酸素は8、水素は1、窒素は7でありますが、酸素、水素、窒素を火水土として考えるとき、五六七の数字と原子記号の817の数字とに、なにか関係がありましょうか。

ロ 霊子が化学者の手によって発見実証されるとすれば、それは神霊放射能中と存じますが、原子核中よりも発見されましょうか。

ハ 原子界の霊の部面が想念界になるとのお説から推理いたしまして「電子の霊--無線」の活用のごとく、原子の霊の活用により、全世界人類が想念による通信ができるようになるときがまいりましょうか。

 イ 関係はあるが、原子記号は絶対のものではない。今後まだまだ変わる。未発見の原子もたくさんある。

 ロ 原子核は物質のほうである。物質の霊子はまだ荒い。原子核の発見はもっと分裂する。原子核の中からも霊子を発見する。また霊子核の中からも極霊子を発見する。

 ハ いまに想念の無線電波時代が来る。例えば、空中に字を書くとか話するとかすると、何千里先までも通じたり感じたりする。これはいまでも、ある程度はある。人心の機微をつかむなどというのはそうで、政治家なども、この人心の機微をつかむことが重要である。

「『地上天国』十六号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年08月15日