〔 質問者 〕六九歳の信者(婦人)以前に子宮後屈をしたことがありますが、昨年一〇月に三度大出血し劇しいときには三升も出血して意識不明になり、御浄霊により恢復はいたしましたが、以来心臓が弱り元気がありません。これは出血のためと存じますが全治いたしましょうか。
【 明主様 】 この出血は下からなんでしょ。
〔 質問者 〕はい、さようでございます。
【 明主様 】 これはなんですよ、月経の古血の溜まってたのが出たんですからね、こういう人は毒血が多いんですよ。そして古血が出ると同時に他の毒血もその付近のが一緒に出ますからね。……毒血が出ればよさそうなもんだけど、いままで毒血で体が持ってたんだし、そこへもってきて新しい、いい血がそう急にはできないから、それで貧血するんですよ。
〔 質問者 〕顔がむくんでまいりましたが。
【 明主様 】 ええ、下からの出血でなくてもね、胃潰瘍なんかでひどく出血しても、むくみがきて青ぶくれになるのがありますよ。これはね、貧血すると腎臓の活動が鈍りますからね、それで小便の処分ができないためにむくむんです。けど、むくみも血がふえるに従って腎臓が治ってくるから大丈夫ですよ。
「『御光話録』十九号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年04月28日