昭和二十五年四月二十三日 『御光話録』十八号(32)

〔 質問者 〕結婚後半年ばかり経って発熱するようになり、朝は三七度、午後は三八度か九度近くなり、医師に診せましたら「どこにも異状はない、妊娠のために発熱するのだ」と申しますが、妊娠のために熱が出るものでしょうか。

 これは妊娠のためじゃありませんよ。この医師はなにを考えてるんでしょうね。第一、妊娠のたびにこんなに熱が出たんじゃやりきれませんよ。妊娠ってのは一つの生理作用で、病気じゃありませんからね。だからこの発熱は妊娠と関係ありませんよ。ちょうど妊娠したとき浄化が始まって体内の毒素が溶け出したんですね。熱があればきっとどこかに毒の塊りがありますからね、そこをよく浄霊するんですね。

 それから、熱もなくなんの苦痛もないときには浄霊しなくたっていいですよ。どっか苦しいときに浄霊を受けるのは結構ですが、なんともないときに、なにも浄化を起すことはありませんよ。かえってよけいな手数がかかるだけですからね、そんなのは嘘ですよ。

「『御光話録』十八号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年04月23日