昭和二十五年二月二十八日『御光話録』十七号 (2)

〔 質問者 〕正月に御供え餅を一一日までお供えしておくのはなぜでしょうか。

 昔ね、これはあるいは江戸だけかもしれませんが、商人が正月に仕事を休んでて、一一日から商売を始めたんです。で、この日を「蔵開きの御祝」って言うんですよ。一一日まで鏡餅をお供えするのはこれから起ったんでしょうね。

「『御光話録』十七号、岡田茂吉全集講話篇第三巻p」 昭和25年02月28日