〔 質問者 〕一年中で一番日の長い夏至、一番短い冬至の暑寒はその日が最高であるはずですが、実際はどちらも一、二カ月後が最も劇しいように感じられます。これはなぜでしょうか。
夏至と冬至とは寒暑の関係は次で、それよりも日の長い短いってことなんですよ。夏至のときは太陽がちょうど真ん中を通り、冬至のときは一番端のほうを通るんですね。
寒暑の劇しさがずれるのは、地球が息を吐くときと、太陽の通る道とずれてくるんです。そしてこれは、ずれていていいんですね。もしずれてなければ、暑いときにはものすごく暑く、寒いときにはまた非常に寒くなるから、まあ、神様がそういうふうに作られたんですね。
「『御光話録』十七号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年02月28日