〔 質問者 〕結婚後死亡した霊と、生き残っている片方の霊とは、霊界においてはやはり結婚しているのでしょうか。また再婚した場合、死んだ者の霊はどのようになるのでしょうか。その霊はまた他の霊と霊界において結婚するというようなことになるのでしょうか。また霊界人のみの結婚ということはあるものでしょうか。もしあるとすれば、いかなる形であるのでしょうか。また結婚は生まれる前から霊界においてお互いに結びついているものでしょうか、あるいは生まれた後に決めるものなのでしょうか。
再婚せず、一人でいる場合は、結婚していてもいなくても霊線が繋がっている。いっぽうが愛し、いっぽうが嫌っている場合は半分くらい、両方嫌っていればごく細く霊線は繋がっており、両方が愛し合っている場合は夫婦同様、極めて太くなっている。
再婚すると、切れたと同様細くなる。再婚するくらいだから死者に対し、執着はないわけであるから霊線は切れたも同様であり、新配偶者との太い霊線ができる。霊界では八衢以下では結婚できない。天国ではできる。非常に愛し合った同士が天国へ行けば、天国で結婚できる。勿論天国で結婚するのもぜんぜん因縁がなくてはできない。霊界でも生殖作用が行なわれるが現界とよほど違う。また生まれる前から結ばれている場合もあり、いったん切れてからまた結びつく場合もある。
「『地上天国』十三号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年02月20日