〔 質問者 〕私は一〇年前卵巣膿腫を手術後、喘息となり、毎年三回くらい悩まされておりました。五年前御守りをいただくと、間もなく疥癬の御浄化をいただき、その間二年半、喘息は一度も起りませんでしたが、疥癬がすむと、また始まり現在は七日くらいの間を置いて悩まされ通しです。昼間は楽ですが夜明けに一番苦しみます。霊的でしょうか、御浄霊の箇所はどこでしょう。
これは霊的ではない。喘息の真因は、毒素が痰になって、咳嗽によって排泄されようとする場合、肺膜の厚い人は、強い吸引力を要する。毒素もまた固い場合、肺は激しく吸い上げようとする、そのための苦しみが喘息である。その毒素は疥癬に同じ毒であるから疥癬がすむと喘息によって、毒素が出ようとするためである。
喘息の原因は、第一は横隔膜下部の毒結である。第二は脊柱両側、腎臓部、腹膜、肩、首のまわり、頭脳などである。浄霊の場合、触ると熱い箇所を浄霊すれば、原因である毒素は痰になって排泄され、漸次減滅して治癒する。
「『地上天国』十三号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年02月20日