〔 質問者 〕未入信の木樵の孫(女児)、四歳のとき耳だれが出るようになったら耳が聞こえなくなり医者へも行き、日蓮宗の信仰もして耳だれが止まって聞こえるようになり、六歳になっております。その妹三歳になりますが、本年四月より耳が聞こえなくなり、片言も言わなくなりました。二〇日ほど前より御浄霊をしていただきましたら、耳だれが出て少し聞こえてまいりました。右は木龍の祟りでしょうか。職業で、大木を倒したのは、いかにお祀りさしていただいたらよろしいでしょうか。また右の木樵の別の孫(七歳、嫁に行った娘の子)は生まれつき喉仏がなく、喉の真ん中が上顎の真ん中ごろまで裂けたようになっております。発音が明瞭にできず、ごはんはユックリいただけますが、吸うことは少しもできません。その家の祖父はひどい喘息で、一七年前、湯殿で縊死いたしました。右はいかなる因縁でしょうか。また御浄霊によって少しは発音が良くなるものでしょうか。
【 明主様 】 前者は、木龍ではない。祖先のだれかが耳の罪を作った祟りである。
後者は、前世において、真っ二つに切られたか、または喉をなにかで突き潰されたかして死に、霊界で治らぬうちに再生したものである。
「『地上天国』十二号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年01月20日