昭和二十四年五月三十日 講話(33) 光録08

〔 質問者 〕「しらくも」は霊的でしょうか。また御浄霊で治りましょうか。

 これは霊的ではありませんね。分泌物が多いとそれが固まって「しらくも」になるんです。「ふけ」もそれですね。この分泌物っていうのは毒、薬毒です。「しらくも」は子供に多いんですが、これは親の薬毒ですよ。昔は胎毒、いまは遺伝性梅毒、ほんとは薬毒なんですよ。(笑声)
  
   

〔 質問者 〕生まれたときには気がつかなかった程度のものですが、大きくなって脱臼していることが判った場合、ふつうギブスを用いますが、ギブスをはめなくても御浄霊で治りますでしょうか。

 治りますよ。このギブスってのはまったくいりませんね。脱臼ってどこですか。
   

〔 質問者 〕腰でございます。

 腰、ほう。これは脱臼ではないんじゃないかな。どうして脱臼だってことが判ったんですか。
   

〔 質問者 〕レントゲンで撮りまして……

 ああ、脱臼じゃないですよ。レントゲンていうのは実に当てにならないんです。この間も、レントゲンでみて絶対治りっこないっていうのを治してますからね。私もいくらも経験がありますよ。腰だからむしろ治りいいもんですがね。どこか急所が違ってるといけませんがね。ほんのこれっぱかり(小指の先をお示しになる)の塊りのためになることもありますからね。
   

〔 質問者 〕左足のほうが少し発育が悪いようでございますが……

 薬毒が発育を抑えているんですよ。それからこれは注意しないといけませんよ。足が全部地につけない子がいるでしょ? それは地につけないから発育しないんですよ。そのつけない所に毒の塊りがあるんですからね。それを御浄霊で溶かせば足が伸びてきますよ。よく医者は小児麻痺なんて言いますが、ぜんぜん違うんですよ。

「『御光話録』八号、19490530、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年05月30日