昭和二十四年十二月二十日 講話(8) 光録15

〔 質問者 〕人柄が誠実でお道への情熱もあり御浄霊の治り方もよく人から好かれている教導師がありますが、その教導所が現在あまり発展していないので、より以上発展するためには、治った人が新しい人を紹介さえしてくれればよいと日常考えておりましても、なかなか思うように行きません場合、どのような心構えを持つべきでしょうか。

 ま、時を待つんですね、やはり順序がありますからね。頭がよくて小学校の成績がいいからって、すぐ中学には入れませんよ。そういうふうに段階があるんです。だから、焦らずに時を待つことですよ。……例えば、いまは世の中の人の一部分ッきり私を認めてないでしょ。もしみんなが認めるなら、みんな私の言う通りになりますからね。こういうことも時期なんですよ。しかし、いつかはその人の値打ちだけの境遇になるんです。それからまた、邪神もさかんに活動してますしね。例えば新聞なんかでも、こっちがいくらいいことをしても、アベコベに書きますからね。

「『御光話録』十五号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年12月20日