昭和二十四年十二月二十日 講話(59) 光録15

〔 質問者 〕三五歳の婦人(本年六月入信)胸部疾患でしたが入信後全治最近血液検査の結果陰性梅毒と診断され医師よりペニシリン注射をすすめられました。この人は入信前同注射をいたしましたが効果がありませんでした。御浄霊により梅毒菌は死滅するでしょうか。

 梅毒なんかわけないですよ。風邪をひいたくらいのもんですよ。ふつうは一週間くらいで治りますよ。だから私は、梅毒の治りいいのはよくない、治りにくいほうが品行がよくなるって言うんですよ。淋病のほうが治りにくいですね。重いと一カ月、軽けりゃ二週間ですよ。で、これは初期よりもそうとう重症になったほうが治りいいですね。充分出きったほうがね。同様に癩病も初期より少し出かかったほうがいいですよ。けど、崩れてしまったんではなんだから、まあ崩れぬ程度ですね。癩病だって治りいいですよ、梅毒のひどいものくらいに思ったらいいですね。いずれ近いうちに、私は癩病を治すことを実行するつもりですがね。
  

〔 質問者 〕淋病の場合、医師はよく洗滌するようですが、そのために睾丸炎を起しがちのように思いますが……

 そりゃあ、そうさ、押し込むんだから。……淋病なんか小便をうんと出すと治るんですよ。小便くらいいい洗滌はないんですからね。中から外へ出すんだから。ところが医学は外から内へ押し込めてしまうんでね……

「『御光話録』十五号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年12月20日