昭和二十四年十二月二十日 講話(58) 光録15

〔 質問者 〕二〇歳の女性、昨年五月ごろより排尿時焼けるような疼痛を感じ三〇分ないし一時間くらいにて排尿あり、九月まで医療を受けましたが治癒せず夜も横に寝ることもできませんでしたが、一〇月より教導所に通い教修もいただき、現在は自宅にて母より御浄霊を受けてたいへん具合はよろしく農業を手伝っておりますが、歯ぐき、唇など血色悪く未だ多いときは尿が一時間持ちません。完全に治癒いたしましょうか。

 完全に治癒しますよ。自分でやればいいでしょう。これは淋病じゃないですか、症状が淋病そっくりですね。
  

〔 質問者 〕まだ処女ですが……

 処女って言っても請け合えませんけどね……(笑声)
  

〔 質問者 〕はい、保証はできませんが、(笑声) 当人は本日こちらへ参上いたしております。

 おやおや。(爆笑)……さもなけりゃ尿道のオデキですよ。薬毒が下へ下がってその辺に集まり粘膜に小さい孔をあけて出るんです。そしてその孔へ尿がしみて痛むんです。焼けるのは淋病の特色ですが、ただ痛むだけならオデキですね。尿が頻繁に出るっていうのはその刺激のためですね。
  

〔 質問者 〕淋病などは風呂で伝染することもあると申しますが、これはあり得ることでしょうか。

 ないことはないでしょうね。子供なんかにはあるでしょうね、皮膚が柔らかいから。成人してれば、まあありませんね。

「『御光話録』十五号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p」 昭和24年12月20日