昭和二十四年十二月二十日 講話(52) 光録15

〔 質問者 〕一三歳の男子、四歳のとき発熱諸関節痛み所々紫斑が現われ苦しみました。医師は関節炎だの紫斑病だのと言い治療を続けましたところ歩行困難となりました。本年七月から御浄霊をいただいておりますが効果なくかえってときに関節に紫斑が現われ痛むようになりました。この子は食物は少食で野菜を嫌い肉食をいたします。手足はいつも細く冷たくなっております。御浄霊で治りましょうか。

 こんなのなんでもありませんよ。紫斑が関節に固まったんです。紫斑てのは内出血で、毒血が浄化されて血管を破って出てくるんです。だから本当はオデキになって出るんですが、体力や毒の性質によっては血管が破れて毒血が外へ出ただけで止まってしまうんです。だからこれはほおっておけばよかったんです。もうとっくに治ってますよ。

 この人のは関節に固まっているんです。だからそれを溶かして体外に出すか、あるいは毒を浄霊で消すかすりゃあいいんです。「ときどき紫斑が現われる」ってのは大いに結構ですよ。膝の中で固まってる毒血が溶けて出てくるんです。だから痛み出したのは結構なんです。浄霊を続けてるうちにそれがオデキになるか、だんだん薄くなって行くか、そのどっちかです。「効果がない」どころか、大いに効果が現われているんです。痛んだってたいてい二、三日の間ですよ。

「『御光話録』十五号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年12月20日