昭和二十四年十二月二十日 講話(41) 光録15

〔 質問者 〕二七歳の男、心臓弁膜症および肥大症で一年あまり医療をうけておりましたがはかばかしくなく、本年二月より御浄霊をいただき軽快いたしました。本人は親戚の関係から〇〇教を祀り、先祖も仏からその教えに祀りかえていますが、今度こそ観音教に代わり、教修をいただくと言っておりましたところ、ひどく親戚の感情を害し絶交にまで行きそうになりました。いかがいたしたらよろしいでしょうか。

 ま、これはなんですね、争っちゃいけない。時を待つことですよ。こっちは病貧争絶無にするのに、こっちから争っちゃいけませんよ。無抵抗にしてるといいようになりますよ。……〇〇教は馬鹿にいいところもあるけど、また馬鹿に怖ろしいところもあるんです。〇〇の霊は私に反感を持ってますからこの信仰にも反対するんですよ。〇〇は月で、私は日ですからね、昼になって日が出れば月は光がなくなってしまうから、それで先方が反感をもつんですよ。霊的に反対するわけですね。
  

〔 質問者 〕教修だけ受けていればよろしいでしょうか。

 そうそう、それでいいんです。形のほうはのばして心だけで信じてればいいんです……

「『御光話録』十五号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年12月20日