昭和二十四年十二月二十日 御講話(4)  地天11 「妙智之光」

〔 質問者 〕私の主人は昭和一八年、御光りをいただき三カ年ほどは熱心な信者でありましたが、その後気が変わりまったく信仰を捨ててしまい、最近まで私と子供は別居生活をいたし布教に専心しておりました。今度縁者の勧めにより、ふたたび一緒になるべく子供とともに夫の家に入ることになりました。ところが現在夫の職業は手術台製造工場を経営いたしており、本教とはまったく相反した仕事で、私といたしてはその矛盾に悩んでおります。また私が浄霊することを非常に嫌い、子供の浄霊をすることさえ拒みます。私は教導師としてお仕事を続けて行きたいと思いますが、現在の所にいてはとうてい望みがありません。子供を夫に託し家を出ようと思っておりますが、いかがいたしたならばよろしいでしょうか。

 これは一緒にいてもどうすることもできぬ、別居したほうがよかろう。そして一生懸命信仰し、いっさいを神に任せて時期を待つのである。ある時期へゆくと、御主人も判るようになる、祖霊が判らすようにする。

「『地上天国』十一号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年12月20日