昭和二十四年十二月二十日 講話(4) 光録15

〔 質問者 〕天津祝詞はいつごろ、だれによって作られたものでしょうか。また、言霊学上どんな意味がありましょうか。

 これはね、作られたのは神武天皇以前でとても古いんですよ。これは日本が素盞嗚尊に征服されたころ作られたんです。そして天津祝詞は天津神が作られたんで、ま、大和民族の系統の神様ですね。この祝詞は非常に言霊がすぐれているからいいんです。大祓いの祝詞ってのもありますが、このほうは天津祝詞よりあとでできたんです。

「『御光話録』十五号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年12月20日