〔 質問者 〕来年は五黄の寅年で虎は千里行って千里帰るとの意味から結婚を避ける習慣がありますがいかがでしょうか。
こういうことはいくらかはありますがね。しかし、信仰があれば問題はないんです。私は昔相場をやったことがありましたが、寅年は行って帰ると言って、その年の相場は上がったのは下がり、下がったのは上がるんです。また、「猪の一本槍」「午の跳ね上り」なんて言いますね(笑声) いくらかはこういうこともあると思いますね。ちょっと不思議ですがね。しかし、半分迷信ですよ。必ずそうなら十二支なんて知らない西洋人はどうなるんです。だから、信仰してればこんなことは受けつけませんよ。
「『御光話録』十五号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p」 昭和24年12月20日