昭和二十四年十二月二十日 講話(38) 光録15

〔 質問者 〕御浄霊によりましても、もはや健全な肉体に戻れない不具者(例えばびっこ、片目、せむしなど)はその姿のままで「五六七の御世」の人となることができましょうか。

【 明主様 】 そりゃあ、できますよ。けれども、びっこや片目くらいはたいてい治りますよ。しかしせむしは完全には治りませんね。びっこも手術さえしてなければ治りますよ。手術してしまうと筋を切ってしまうんで治らないんです。片目だって手術してなけりゃ治りますよ。

  

〔 質問者 〕長い間の片目でも治りましょうか。

【 明主様 】 ええ、長くても薬さえつけてなけりゃ治りますよ。

  

〔 質問者 〕薬をたくさん使ったのはいかがでしょうか。

【 明主様 】 固めてしまったのは長くかかりますね。……目が悪いってのは頭の毒が目に下がってくるためですからね。ところが薬をつけてしまうとそこで固めてしまうんです。……だからね、いまの医学がなくなったら人間はどんなに仕合せになるか判りませんね。まあ、ひどいことを言うようだけどしようがないですね、これが本当のことなんだから。

「『御光話録』十五号岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年12月20日