昭和二十四年十二月二十日 講話(31) 光録15

〔 質問者 〕山口県下のある教導所にて昨年一〇月某教導師が三日間の大浄化後急逝いたしましたが、その後そこへ出張いたしますと夢か現かのように黒装束の大男が現われ……

 これはいかんな……
  

〔 質問者 〕私に襲いかかってまいりました。その後出張いたしましたところ、昼間教修中明らかに弓矢で右の耳を射られたごとき気持ちがし激痛を感じました。その夜夢にて豚に似た怪物に襲われました。それからそこの教導師補が胃癌にて伏せるようになり急に信仰がなくなり医者にかかるようになりました。同方面には約五〇〇名ばかりの会員がおりこのようなことでだいぶ動揺しておりますが、いかがいたしたらよろしいでしょうか。

 これは邪神の親玉ですね、この黒装束の大男は。ここには、大光明如来様はお祀りしてあるんですね。
  

〔 質問者 〕はい、七月にお祀りいたしました。

 これは大物ですよ、邪神の中でね。これが鎮まるまではそうとう動揺があるでしょう。しかし、いまは神様と悪魔との戦いですからね、負けずに突き進まねばいけませんよ。

「『御光話録』十五号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年12月20日