昭和二十四年十二月二十日 講話(20) 光録15

〔 質問者 〕読書などの場合、ほかのことに気が散ってなかなか頭に入らないことがございますが、これはなにか邪霊が瞬間的に憑依するためでしょうか。またそうした場合はどういたしますれば精神統一ができましょうか。

 これは霊じゃないんで、こめかみから前頭部に熱があるために気が散るんです。だから前頭部が冷たければいい。私は人を浄霊するとき必ずこの前頭部をするんです。ここを浄めるのが根本ですよ。ここは高天原で人間の一番大事な所ですからね。で、ここに熱が出ると気分がいらいらしてくるんですよ。子供でも癇の強いのは必ず前頭部に熱があります。浄霊すれば勿論治りますよ。だから「癇の虫」は頭にいるんですよ。(笑声)

「『御光話録』十五号岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年12月20日