昭和二十四年十二月二十日 御講話(13)  地天11 「妙智之光」

〔 質問者 〕七月二日に北条家伊達家の御位牌を祀ってほしいとの霊が憑りましたので、お祀りしてある信者ですが、数日前また憑霊状態になり、北条家のお墓参りをしてほしいとのことですが、実行しなければいけないものでしょうか。御位牌は家のお仏壇の中に一緒に「北条家先祖代々之霊位」と「伊達家先祖代々之霊位」を、お祀りさせていただいております。このたび受教いたしましたら九月二八日霊憑り状態になり、室中に蛇が見え、自分の身体にも蛇が巻きつき苦しかったと平常に戻ってから申しておりました。北条家の霊となにか関係がありましょうか。

 無論北条家伊達家の霊で、執着が強いため蛇になったもので、助けてもらいたくて巻きついたのである。あるいはこれが北条、伊達家の御本尊かもしれぬ。信仰で人助けをするうちにだんだん救われる。

「『地上天国』十一号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年12月20日