昭和二十四年十二月二十日 講話(11) 光録15

〔 質問者 〕御浄霊いたしておりまして、この病人は治りそうもない……と感ずる場合もございますが、そのときにはいかがいたすべきでしょうか。

 さあね。まあ、そういう場合はなるべく来ないようにするんですね。そうでないと、こういうのがいろいろと問題を起しやすいですからね。だからこういう人には「あんたの病気は医者の治療のほうがいいでしょう」と言って避けるようにするんですね。さもなくば、「私のほうでは自信がないけどあんたがどうしてもやってくれって言うんなら別だけど……」って言えばいいでしょう。中には「医者じゃ駄目だからぜひやってくれ、やってもらうと気持ちがよくなるから」って言うのもありますからね。
  

〔 質問者 〕その場合、浄霊を受けながら死んだ人のほうが、受けずに死んだ人よりも霊界で救われると存じますが……

 無論ですとも、浄霊受けずに死んだのは地獄へ行きますよ。
  

〔 質問者 〕そういたしますと、医者に行くようにと言うのはこわいように思われますが……

 そうですよ。けどね、そんなことで問題なんか起したらこっちがこわいでしょ。ほかの人を浄霊することもできなくなってしまうから。だから、小の虫を殺して大の虫を生かすんですよ。