昭和二十四年十一月二十日 講話(17) 地天10 「妙智之光」

〔 質問者 〕栃木県H郡S村のある家で、「蒟蒻」の花が咲くごとに家人が死亡しておりますが、なにか関係がございましょうか。また「蒟蒻玉」を盗んで栽培いたしましても育たず、なお他人の土地へは繁殖しませんが、なにか原因がありましょうか。

 なにか霊的のものだ。蒟蒻玉というのはよほど意志のあるものと思われる。植物によっては動物的のものもある。これは意志のある植物で、霊的というよりむしろ神秘的である。以前植木屋に聞いて試したが人語の判る植物がよくある。花が咲かないので今年咲かないと切ってしまうと言うと必ず咲く、実に不思議である。壇の上を小児の形をしたものが多数踊っているのが見える人がある。

 これは妖精と言って西洋に多くある。これらは植物と動物と密接したものである。淋病の淋菌「ゴノコッケン」は動物性のときは伝染するが、時が経つと菌が苔のように植物性になると伝染しない。これが酒などのむとまた動物化するのである。

「『地上天国』十号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年11月20日