昭和二十四年九月二十五日 御講話(20)  地天08 「妙智之光」

〔 質問者 〕父が三年前より賭博を始め未だ止まず、家庭不和に悩み、まったくどうする術もなく、借金はますます増し、親戚は手を引き、公金も米などもかまわず浪費いたします。これでは私も百姓がいやになり途方にくれております。父のこのような行いはいかなるわけでしょうか。また私は今後いかに観音様におすがりしたらよろしいでしょうか。

 お父さんの勝手にさしたほうがよい。いずれ行き当たる時が来る、それまで待つほうがよい。これはその家に祖先の罪があるので、それを早くとらなくてはならぬので、祖先が子孫のだれかを選んで金を使わすのである。使うだけ使うと罪穢れが除れるので、それからいいことが出てきてだんだんよくなる。それを待つのである。

「『地上天国』八号、岡田茂吉全集講話篇第三巻p」 昭和24年09月25日