昭和二十四年九月二十五日 御講話(13)  地天08 「妙智之光」

〔 質問者 〕ある家にネズミの親が一匹おり、その後を小ネズミが一寸おきくらいに七匹ほどついて歩いて行きます。その親ネズミには尾がなく、小さいネズミは頭も尾もないようなネズミで、最後のネズミにわずか尾が出ております。ちょうど汽車を見るようで鋸で押さえてもスルスル抜けて親のネズミと離れず歩いて行きました。人が見ても逃げません。この家ではお婆さんが生前にネズミやムカデを生きたまま食べたと申します。霊的になにか関係がありましょうか。

 お婆さんに食べられたネズミが生まれたものである。私も食べたが鼠はなかなかうまいものである。悪食者は動物の生まれ変わりである。これで人間が畜生道におちることが分かる。私の幼時よく蜻蛉を食う人を見た。

「『地上天国』八号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和24年09月25日