〔 質問者 〕人間の想念により天候に異変を来たすとのことですが、二百十日、[二百]二十日を厄日と言われ、特に台風などの起りますのはいかなる理由によるのでしょうか。
これは季節的に起るので大いに必要な現象である。二百十日とか[二百]二十日ごろに台風を起すのは稲や作物を倒すが、根を固める働きは大きい。根が張らねば力がなく木など丈夫にならぬ、それで風によって根が張る、根が張ると稲はよくできる。風で倒れるとすれば肥料をやるからである。
「『地上天国』七号、岡田茂吉全集講話篇第三巻p」 昭和24年08月30日