昭和二十四年八月二十三日 講話(27) 光録14

〔 質問者 〕生後三月くらいの女子で、月経とちょうど同じようなことがあり、近ごろそのようなことをよく聞きますが、これはなぜでしょうか。

 こんなことありませんよ。これは少しの間のことですよ。これは生まれるときに親の古血を飲むんです。殊に月なんかが充分多い場合などはそうで、生まれて二月か三月してからよく喀血するんですよ。そういうのを医者は胃潰瘍だなんて言いますが、そんな小さな子が胃潰瘍なんかになるはずがないんですよ。ただ、古い血を出すだけなんですから、なんでもないんです。こういう子は、その古血が下から排泄されるんですよ。だからじきにあたりまえになりますからね、なにも心配したもんじゃありませんよ。

「『御光話録』十四号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p~」 昭和24年08月23日