昭和二十四年八月二十一日 講話(8) 光録11

〔 質問者 〕先日の夜、自宅において一心にお観音様を拝んでおりましたところ、突如として、ちょうどお観音様の左肩の辺りから掌大の御光りがさしており、ひれ伏しておそるおそる面を上げましたところ、御光りが燦然としてお掛軸の一面を蔽っておりました。この意味をお知らせください。

 これはよくあるんで、信仰を増すように奇蹟を見せてくださるんです。本当にお掛軸から御光りが出るんで、ただ書いてあるものと違うってことがよく判るんですね。
  

〔 質問者 〕私は夢で教導所の観音様のお冠りから金色の御光りが出ているのを見まして、それから二日目にまったく同じ御光りを、実際にこの目で拝見いたしました。これはどのようなわけでしょうか。

 これもさっきと同じですね、ただ紙に書いただけのもんじゃないってことを教えられたんですよ。

 だんだん霊界が昼間になると御光りが強くなるんで、ほうぼうでこんなのを見る人が多くなってきてるわけですね。

「『御光話録』十一号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年08月21日