昭和二十四年六月三日 講話(1) 光録12

〔 質問者 〕礼拝および祝詞奏上について、
(一)霊的の病人に天津祝詞を上げてよいとうけたまわりましたが祭事の際、御神体にも天津祝詞を奏上してよろしいでしょうか。

 よござんすよ、祝詞を上げて。

 それから拍手を打ってもいいけど、もっと静かに打ちなさい、あるかないかくらいにね。あの強く叩くのは騒々しくていけない。信仰の深い人は静かに拍手を打つし、信仰の薄い人は強くやるっていう……妙なもんですが、こういう傾向がありますね。大勢で拍手を打つと大きな音になりますからね。やはり、近所が稠密な所なんかでは近所の人の耳障りになりますからね、軽くそっと打つようにしなくちゃいけない。そうするんなら打っていいですよ。
  

〔 質問者 〕(二)霊的症状のときは天津祝詞だけでよろしいでしょうか。

 そうですね、……天津祝詞だけでいいですよ。

「『御光話録』十二号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年06月03日