昭和二十四年八月二十一日 講話(48) 光録11

〔 質問者 〕一三歳の娘、三歳のとき左足関節の脱臼を発見しましたが病弱のため手術せず、現在右脚が発育不全で短こうございます。先日再びレントゲンで脱臼を確認いたしましたが、いまからでも手術すべきでしょうか。また御浄霊はいかがいたすべきでしょうか。

 手術しても駄目ですよ、かえって悪くなりますよ。そして脱臼って言ってもずいぶん間違ってることがあるんです。脚をずっと指で圧して行ってごらんなさい、きっと痛い所があります。毒のために痛んで足の裏が充分つけないとね、足を使わないことになって、そのためにやせて発育しないんですよ。痛い所がなくなると足が全部つけるようになるから発育してきますよ。脱臼なんてのはほとんどないんですよ。そりゃあ、高い所から落ちたり、ものすごく引っ張られたりすりゃあ、脱臼することはあるでしょうがね。ふつうなんでもないのに脱臼するなんてことはありませんよ。

「『御光話録』十一号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年08月21日