昭和二十四年八月二十一日 講話(47) 光録11

〔 質問者 〕二六歳の男、四歳のときひどいおできが出て医者で一応治りましたが、やがて背中に瘤のような塊りができ、身長は四尺以上には伸びず視力もしだいに衰えてまいりました。昨年一〇月より御浄霊をいただき本年一月に入信いたし経過は非常によろしゅうございますがときどき激痛が起ります。これは治りましょうか。

 きっと治りますよ。痛みのあるのは必ず治ります。痛みは浄化作用ですからね。痛みを起すくらいならきっと治りますよ。これは頭の、眼の上のほうと、後ろの延髄とをよくやるんですよ。眼が見えなくなるのには毒血と貧血と両方ありますからね。上のほうから毒が下がってきて見えなくなるのと、後ろから圧迫されて貧血しちゃって見えないのとね、近視なんてのはそうで延髄をやれば治りますよ。それから、この激痛もだんだん減ってきますからね。また、瘤のような塊りっていうのは毒を抑えたから固まって背中に出たんですよ。背が伸びないのもそのためですよ。背が伸びるのは脊柱の働きですからね、その脊柱が瘤のために活動を止められてるからいけないんです。二六じゃ少し遅かったですね。でも、ちょっとは伸びるでしょう。

「『御光話録』十一号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年08月21日